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2023年2月1日出荷分から10~20%

オーサカゴム、ゴムシートなど値上げ

工業用品 2022-12-12

 オーサカゴムは、ゴム板(シート)を中心としたゴム製品の一部を対象に、2023年2月1日出荷分から10~20%値上げする。特に採算の厳しいゴム板厚物、特殊ゴム板を適正な価格に見直す。同社のゴム板価格の改定は2022年4月以来となる。

 同社では、「ゴム樹脂、カーボンブラックや加硫剤等の配合剤の価格改定は極めて頻繁に行われており、さらに電気、ガスのユーティリティ価格の上昇は凄まじく、加えて輸送費も上昇している。これに対して生産コストを抑える努力を日々行ってきたが、これらの値上がりを吸収することは非常に難しく、ゴム板、特に合成ゴム板の事業収支は極めて厳しい状況に陥っている。引き続き製品を安定して提供していくためにも、価格改定をお願いすることにした」としている。

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