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未上場ゴム関連企業業績

王子ゴム化成16年12月期、主力のライニングが好調

工業用品 2017-04-18

 王子ゴム化成(山口県防府市、中村壽昭社長、資本金2億円)の16年12月期業績は、売上高が45億800万円で前期比13.7%増、営業利益が6億3,400万円で同46.5%増、経常利益が7億3,200万円で同24.8%増、当期純利益が4億8,600万円で同25.8%増となった。売上高の内訳は、製造部が41億9,500万円で同15.9%増、商事部が3億1,300万円で同9.4%減だった。

 16年度は主力のゴム・樹脂ライニングが好調で、特に樹脂ライニングが大きく伸びた。ライニングはソーダ関係、化学工業、大気汚染防止などが好調に推移した。

 ホース事業も好調で2桁増収。港湾整備の浚渫工事で使用されるスリーブホース関係が好調だった。

 年間配当は9%(前期は7%)、期末従業員数は218人(前期末は210人)。

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