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桑名工場に生産移管し、自動車部品事業の黒字化図る

TOYO TIRE、防振ゴムなど製造の米国子会社を解散へ

会員限定 工業用品 2023-08-14

 TOYO TIREは8月10日、自動車用防振ゴムおよび等速ジョイントブーツを製造する米国生産子会社「Toyo Automotive Parts(USA)」(TAP、米国・ケンタッキー州)での生産を10月31日付で終了し、同社を解散すると発表した。TAPの解散により、経営資源の最適化、自動車部品事業の体質強化を図る。

 TAPは2001年から、北米市場で自動車メーカー向けに防振ゴムなどを供給しているが、材料費、エネルギー費、人件費などのコスト高騰により収益性の維持・向上の見通しが立たない状況にあった。TAPで生産する商品は、一部設備も含め桑名工場(三重県東員町)に移管し、米国における販売はToyo Tire North America OE Salesが継続する。

 8月10日の決算説明会で、TOYO TIREの清水隆史社長は、TAPの解散について

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