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中温域で耐熱性と難燃性を実現

横浜ゴム、難燃中温耐熱性コンベヤベルト「FLAME GUARD #2110」を発売

工業用品 2023-03-16

 横浜ゴムは、中温耐熱性と難燃性を兼ね備えた難燃中温耐熱性コンベヤベルト「FLAME GUARD #2110(フレイムガード・ニセンヒャクトオバン)」を発売した。

 耐熱性と難燃性を両立した難燃耐熱性ベルトとしては、2021年に発売した難燃高温耐熱性ベルト「FLAME GUARD Super 100(フレイムガード・スーパーヒャク)」に続き、第2弾商品になる。

 近年、焼結鉱やコークス、焼結成品などの高温または中温の物質を運搬するコンベヤベルトは、熱によるベルトの劣化を防ぐ耐熱性に加えて、安全性をより高めるため、ベルトの燃焼を防ぐ難燃性(自己消火性)を有する商品のニーズが高まっている。

 同社はこうしたニーズに応えるため、さまざまな耐熱性ベルトや難燃性ベルトを生み出してきたゴム配合技術を駆使し、中温域において両性能を併せ持つ「FLAME GUARD #2110」を開発した。

 同商品は、国内外で中温耐熱性が高く評価されている耐熱性コンベヤベルト「HAMAHEAT #2110」をベースに開発した商品。耐熱性能は「HAMAHEAT #2110」と同様の運搬物温度70~200度(塊状:70~200度、粉状:70~150度)、許容ベルト表面温度60~100度を確保しながら、日本産業規格(JIS)のJIS K6324:2013難燃性コンベヤゴムベルト3級の難燃性を実現している。

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