2023年3月期第1四半期業績
藤倉コンポジット 、引布加工品は大幅増収増益
工業用品 2022-08-10
藤倉コンポジットの2023年3月期第1四半期(2022年4~6月)業績は、売上高が96億3,400万円で前年同期比13.9%増、営業利益が11億3,900万円で同15.5%増、経常利益が14億9,600万円で同22.5%増、純利益が11億9,500万円で同26.4%増だった。
産業用資材は売上高が57億300万円で同3.2%増、営業利益が2億3,400万円で同55.9%減。工業用品部門は半導体等の部品調達難で主要顧客が大幅減産となり稼働率が低下、原材料費、エネルギー費、物流費の高騰など外部要因の影響もあり減収減益となった。制御機器部門は、半導体・液晶市場の設備投資が好調を維持し、医療市場も堅調に推移したことで増収減益となった。
引布加工品は売上高が11億9,600万円で同16.9%増、営業利益が5,200万円で同2700.0%増。引布部門は自動車関連の需要が低迷したが、一般ゴム引布は堅調に推移し増収減益。印刷材料部門は輸出の受注回復および円安の影響で増収増益。加工品部門は舶用品の受注が国内外で好調で増収増益となった。
スポーツ用品は、売上高が26億3,900万円で同45.2%増、営業利益が9億7,700万円で同71.8%増。ゴルフ用カーボンシャフト部門は増収増益だったが、アウトドア用品部門は登山市況が回復基調で売り上げ好調も、急激な円安による原価高騰で増収減益となった。
その他は売上高が9,400万円で同0.5%減、営業利益が1,900万円で同6.8%減となった。
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