2026年3月期業績
藤倉コンポジット、引布加工品は増収黒字転換
決算 2026-05-11
藤倉コンポジットの2026年3月期業績は、売上高が402億3,800万円で前期比0.9%減、営業利益が48億3,800万円で同4.7%増、経常利益が51億400万円で同5.1%増、純利益が39億8,700万円で同6.7%増だった。
セグメント別にみると、産業用資材は、売上高が231億7,800万円で同0.9%減、営業利益が7億2,700万円で同264.9%増。
工業用品部門は、中国において自動車市場に加え住宅設備市場が依然として低調に推移しており、また北米において汎用エンジンなどを扱うローカル企業の受注が振るわず、減収。一方で、国内の自動車関連部品および住宅設備関連部品は受注が回復傾向にあり、増収増益となった。制御機器部門は、リチウムイオン電池製造装置関連部品は設備投資の回復がみられたが、台湾向けAI半導体製造装置への設備投資が一巡し、中国向け液晶製造装置への設備投資も低調に推移。また、一部中国向け医療関連部品の減産により、減収減益となった。
引布加工品は、売上高が38億9,300万円で同14.0%増、営業利益が1億6,500万円(前期は1億3,200万円の損失)。
引布部門は、電気・電子向けの部材や自動車関連部品の受注が好調に推移したことにより増収増益となった。加工品部門は、舶用品において小型船舶用救命浮器の受注が好調に推移したことや救命胴衣の交換需要が増加したほか、防衛関連製品の追加受注など追加受注などもあり、黒字転換を果たした。
スポーツ用品は、売上高が128億2,200万円で同4.7%減、営業利益が47億400万円で同11.1%減。ゴルフ用カーボンシャフト部門は、国内市場では物価高騰による影響、アジア地域では韓国市場を中心に景気の低迷、そして北米市場においては米国の物価高騰による消費減退の影響などもあり減収減益となった。アウトドア用品部門は、主力シューズおよび冬物商材の販売が伸び悩み、さらに円安の影響などによる仕入れ価格高騰の影響により、引き続き低調に推移した。
その他は、売上高が3億4,500万円で同0.1%減、営業利益が2,200万円で同37.2%減。運送部門は、産業用資材の輸送が減少し、また燃料費の高騰などにより、減収減益となった。
2027年3月期通期業績は、売上高408億円で前期比1.4%増、営業利益54億円で同11.6%増、経常利益55億円で同7.8%増、純利益38億円で同4.7%減を見込んでいる。
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