三ツ星ベルト、ウェビナー開催

　三ツ星ベルトは10月27日、「第3回ウェビナー」を開催した。テーマは「ベルトメーカーが語る最高のタイミングプーリ」。同社グループ会社でプーリの製造・販売を行う三ツ星ベルト工機の長崎氏が講師を務めた。

　ウェビナーでは、「ベルトメーカーのプーリ加工技術」、「豊富な製品ラインアップ」、「StarQuick製品をオーダー品と比較してみよう」の3つの題目に沿って行われた。

　加工技術では、「材料切断」→「旋盤」→「歯切り」などの製造工程を動画を交えて詳しく紹介。製品ラインアップでは、入手しやすい「標準品」、広範囲に対応可能な「オーダー品」、使いやすさの「StarQuick」と3つに大別してラインアップをアピールした。

　StarQuickは、標準品を追加工することで短納期を実現するタイミングプーリ。製品コードで加工済み完成品を購入できるため、図面が不要。また、希望の仕様でダウンロード可能なCADサービスも提供している。

　オーダー品との比較については、オーダー品の納期が1カ月程度なのに対して、StarQucikは1週間程度。価格はオーダー品が都度見積りが必要なのに対して、価格が明確。数量はオーダー品が1個から対応（特殊加工にも対応可能）なのに対して、1個から最大10個まで対応可能。加工範囲はオーダー品がユーザー仕様で加工可能なのに対して、「キー溝加工」、「タップ加工」、「フランジ取り付け」、「表面処理」に対応ができる。

　同社では、StarQuickを中心に、標準品、オーダー品の拡販に注力していく方針。