PAGE TOP

2022年3月期第1四半期業績

昭和ホールディングス、ゴム事業は減収ながら赤字幅縮小

工業用品 2021-08-17

 昭和ホールディングスが8月13日に発表した2022年3月期第1四半期業績は、売上高が31億4,300万円で前年同期比10.8%減、営業損失が1億1,100万円(前年同期は5,500万円の利益)、経常損失が1億4,900万円(同2億3,400万円の利益)、純損失が1億3,100万円(同5,000万円の利益)となった。

 セグメント別では、スポーツ事業は売上高が2億5,300万円で同35.7%増、営業利益が700万円(同1,300万円の損失)。新型コロナウイルス感染拡大による大会の中止や部活動の制限で、ソフトテニスボールの販売は低調。一方、テニスクラブ再生事業では、休業などの影響が出たものの、ユーザーの満足度向上で会員数を伸ばした。

 ゴム事業は売上高が3億2,600万円で同18.1%減、営業損失が2,900万円(同3,600万円の損失)。景況悪化や先行き不透明感から、日本国内のゴムライニング防食施工の受注が低調に推移したことが要因となった。

 なお、通期業績予想は、現時点では適切な予想をすることが困難なため公表していない。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物