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しなやかさがさらに向上

住友ゴム工業、人工芝「ハイブリッドターフEXⅡ」を発売

工業用品 2021-04-13

 住友ゴム工業は、スポーツ専用ロングパイル人工芝「ハイブリッドターフEXⅡ」を4月13日に発売した。

バイブリッドターフEXⅡの構造



 新製品はスポーツ専用ロングパイル人工芝の分野で、2015年の発売以来累計50万平方メートルを超える実績を有する「ハイブリッドターフEX」の後継品。EXが持つ、①高耐久性を備えたヤーン(原糸)②分厚さがありながらしなやかさも両立③夏場の高温対策として温度抑制機能を保持――といった特長はそのままに、しなやかさをさらに向上させている。

 一般的にヤーンが厚くなればなるほど起立性は上がるが手触りが堅くなる傾向がある。新製品はEX同様、業界屈指の400ミクロンの厚みながら、「起立性×しなやかさ」という二律背反を追求するコンセプトのもと、高耐久性とEXよりもしなやかな手触りを実現。ソフトな感触でプレーの心地良さを演出する製品となっている。

 サッカー、ラグビー、野球、アメフトなど様々な施設での使用に対応しており、既に兵庫県の西宮浜多目的人工芝グラウンドや大阪府の大阪市立大学杉本キャンパス陸上競技場で施工実績がある。

新製品が施工された西宮浜多目的人工芝グラウンド

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