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エアバッグの生地を活用

豊田合成、医療現場へ防護服を提供

工業用品 2020-06-01

 豊田合成は5月29日、トヨタ自動車ならびにトヨタグループ各社が新型コロナウイルス感染症の診断や治療に日夜尽力されている医療現場を支援する「ココロハコブプロジェクト」の一環として、防護服200着を名古屋大学医学部附属病院などの医療機関に提供したと発表した。

 同社では医療資材の不足の解決に貢献するため、主力製品であるエアバッグの生地を用いた防護服の生産・提供を行うことを決定。

 エアバッグの生地は、ナイロンをシリコンでコーティングしており空気を通さないため、防護服として活用でき、洗って繰り返し使用することも可能。

 なお、今回の活動は、生地を製造する東洋紡と縫製メーカーの華利達服装集団、豊田合成の3社が共同で企画し、医療現場のニーズを踏まえて仕様を決定した。

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