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【特集】伝動ベルト

三ツ星ベルト、一般産業用 海外が大きく伸長

工業用品 2016-12-22

ギガトルクGX


 三ツ星ベルトの17年3月期上期のベルト部門の売上高は285億5100万円で前年同期比5.1%減だった。このうち自動車用ベルトは141億2200万円で同3.5%減、一般産業用ベルトは98億4800万円で同7.4%減、OA機器用ベルトは14億円で同15.3%減だった。

 一般産業用ベルトは、国内は前年同期並み、海外は大きく伸びた。
 国内では農機向けは農機の生産減少の影響を受けマイナスとなったが、射出成形機向けが前年同期並みを確保した。

 一方の海外は農機向け、射出成形機向け、OA機器向けのいずれも需要が旺盛で、「バラつきは多少あったが、総じて良かった」(三ツ星ベルト)という。地域では東南アジア、中国が農機向けを中心に伸びた。

 下期の見通しについては「国内は上期よりも厳しいと予想している」(同)という。

 国内は市場環境が厳しくなる中で、高付加価値品の拡販に加え、補修市場の掘り起こしなどに注力する。

 高付加価値品としては、歯付ベルト「ギガトルクGX」に注力する。同製品は、同社の販売する高伝動タイミングベルトの中でも最高の伝動能力を持つ製品。カーボン心線を採用したことで、従来は金属チェーンが使用されていた高トルク、高付加条件下にも対応、優れた伝動能力を発揮するほか、軽量化、低騒音化、コンパクト化などの設計にも対応する。射出成形機などに向け、拡販していく考えだ。

 また補修市場の掘り起しに向けては「製品説明会を開催したり、Vベルトの交換マニュアルを作成し、販売店に配布した。いずれも喜んでもらえている。交換マニュアルは、写真を載せて分かりやすく解説してある。

 国内はこうした地道な活動になってしまうが、安定販売に向け、これからも顧客とのコミュニケーションを密にし、困りごとなどを拾い上げていきたい」(同)としている。

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