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【特集】自動車部品

【インタビュー】ゲイツ・ユニッタ・アジア副社長宮本修二氏

工業用品 2016-12-06


 ゲイツ・ユニッタ・アジアの宮本修二副社長に自動車部品事業の業績現況や今後の見通しについて聞いた。

 ■上期(1―6月)自動車部品事業の業績
 日本は堅調に推移し、前年同期比増収増益を確保した。中国は経済状況が停滞しているといわれているが、自動車生産は順調で、当社の業績も伸びている。インドも好調だ。インドに進出している日系自動車メーカーも生産が安定しているので、これから来年にかけて、さらに伸びていくと予想している。中国に比べまだ市場は小さいが、人口も多く、今後市場の拡大が期待される。韓国は増収だが減益に、タイは前年同期並みの業績だった。アジア全体で見ると増収増益を確保している。

 当社の地域別売上高構成を見ると、1番が中国で、次いで日本、韓国、タイ、インドの順だ。

 ■好調な製品
 オートテンショナーの販売が伸びている。オートテンショナーは1993年から生産・発売を開始した。国内・海外の自動車メーカーに供給しており、年々販売が伸長している。

 金属部品では、そのほかゲイツ・グループが補機システム用ディバイスの基礎開発を完了している。すでに各国の自動車メーカーとの間で量産開発が開始されている。

 ■下期および通期の業績見通し
 国内は下期も順調で、特に第4四半期に入り売り上げが伸びている。海外も国内同様の動きを示している。今期は計画を達成できると見込んでいる。

 ■海外市場への対応
 アジアの生産拠点は中国、韓国、タイ、インドにある。またマレーシア、インドネシアなどアジア各国に販売拠点を持っている。この生産・販売拠点の物流体制整備に着手している。

 またコスト削減の一環として、今後は生産体制の合理化も考えている。インド市場については、需要が伸びているので、近い将来、生産拠点の増強をしなければいけないと思っている。

 ■製品開発の方向性
 自動運転など先進技術を搭載した自動車が増えてくるので、それに対応していく必要がある。

 また自動車の低燃費性能の向上に貢献する、油中タイミングベルトや金属製品などのディバイス開発に注力している。

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