豊田合成、「車イス修理指導会」を実施

　豊田合成は7月19日、東日本復興支援活動の一環として、岩手県立宮古工業高等学校で「車イス修理指導会」を行った。

　同校の生徒は、これまでインターネットや本を参考に車イスの修理方法を独自で学び、地元の老人ホームなどで修理を行っていた。さらなる修理技能向上に向け、同社従業員有志によるボランティアサークル「車イスドクターズ」に指導会開催の依頼があり、2015年から毎年実施している。

　「車イスドクターズ」は、1996年の結成以来、毎月約15人が事業所近隣の福祉施設などを訪問し、年間で約180人が、500台以上の車イスを修理・メンテナンスしている。

　「車イス修理指導会」当日は、同校の3年生3人が「車イスドクターズ」のメンバーからアドバイスを受け、ブレーキの修理方法やタイヤチューブの付け替え方を学んだ。

　■「指導会」の概要
　◇日時：7月19日14:00－16:30◇場所：岩手県立宮古工業高等学校 （岩手県宮古市赤前第1地割81番地）◇参加者：同校の3年生（選択授業で車イス修理を選んだ生徒）3人、豊田合成「車イスドクターズ」のメンバー3人