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ゴムベルトは鉄鋼が増加、樹脂ベルトは食品が減少

2018年のゴム・樹脂ベルト需要先別販売実績比率

工業用品 2019-03-15



 日本ベルト工業会は、2018年のゴムベルトおよび樹脂ベルトの需要先別販売実績比率を発表した。

 それによるとゴムベルトの需要先別販売実績比率(金額ベース)は、国内が66.2%を占め、販売額は前年比11%増。また、輸出は33.8%を占め、販売額は同23%増加した。主な需要先をみると、全体の23.3%を占めた高炉メーカーが同26%増と大きく増加。また、鉄鋼関連、石灰、石炭、非鉄、官需などが大きく伸びた。

 樹脂ベルト(金額ベース)は、内需が96.0%を占め、販売額は同4%減。また、輸出は4.0%を占め、販売額は同35%増加した。主な需要先をみると、大口需要先の食品が同6%減、食品機械が1%増、物流機械が同5%増などとなった。

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