190人が参集し祝賀会、各種催しを楽しむ
丸五、創立100周年記念レセプション開く
工業用品 2018-12-04
丸五(藤木茂彦社長、本社・岡山県倉敷市)は、来年5月に会社創立100周年を迎えるに当たり11月21日、倉敷アイビースクエアで「100周年記念レセプション」を開催した。
同社は1919年5月、地下足袋の製造・販売を目的に丸五足袋として創業。その後、運動靴やゴム引作業手袋、ゴム工業用品の製造を手掛け、54年には工業用品製造の倉敷工場を丸五ゴム工業として分離独立させた。84年以降は海外にも生産拠点を広げ、現在では中国・撫順に生産拠点を持ち、上海に安全用品の販売拠点を持つ。安全靴、地下足袋、作業靴、長靴、作業用手袋を製造・販売するほか一部工業用品の製造も行っている。
正午から始まった記念レセプションには得意先や仕入先、同社関係者など約190人が出席。まずはビデオにより同社創業の地である吉備の国の歴史と風土、丸五の沿革、そして現在の姿が分かりやすく紹介された。
ついでソプラノ、テノールによる国家斉唱と数曲の歌の後、藤木社長が主催者を代表して「今年は西日本はじめ各地で災害が相次いだ。まずは被災された方々にお見舞いを申し上げます。さて当社は来年100周年という節目を迎える。その記念の会にこのように多くの皆さんにご参集いただきお礼を申し上げます。いろいろ趣向をこらしていますので楽しいひと時を過ごしていただきたい」とあいさつした。
その後はモデレーターに河野龍太多摩大学大学院教授、発言者に伊東香織倉敷市長、大原あかね大原美術館理事長、藤木達夫丸五ゴム工業社長を迎え、「倉敷発、世界へ」と題したパネルディスカッションを開催した。
式典に入り来賓代表として井上峰一倉敷商工会議所会頭、宮長雅人中国銀行頭取、小野商事の小野和眞会長の祝辞があり、伊東市長の乾杯の発声で祝宴に入った。
祝宴では倉敷天領太鼓、剱伎衆かむろによる剣技の披露、海外・国内のゲスト紹介など多彩な内容で午後3時半お開きとなった。
また午後5時からは大原美術館の見学、翌日はゴルフまたは備前路観光を実施、参加者は秋の一日を楽しんだ。
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