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ドイツの自動車用防振ゴム拠点で

住友理工、R&Dセンター起工式

工業用品 2018-06-14

起工式の様子


 住友理工は6月8日、自動車用防振ゴムの研究開発・販売子会社「SumiRiko AVS Germany」(ドイツ・ヘッセン州)で新設する研究開発棟「SRK-GER R&Dセンター」の起工式を執り行ったと発表した。同センターは投資額が約1,000万ユーロ、延床面積約4,700平米で、2019年9月に竣工する予定。

 同センターの新設は、欧州自動車メーカーを中心とした新たなニーズに応えるもので、グローバル・システムサプライヤーとして飛躍するロードマップの重要な通過点と位置付けている。同センターでは従来の研究開発に加えて、電動車における内装品の快適性能を高めるシステム開発などにも取り組み、新商品の創出に繋げる。

 起工式では、住友理工の松岡勉取締役常務執行役員・防振事業本部長が「この地を住友理工グループの欧州における自動車用防振ゴムのR&D拠点として、さらに発展させていきたい」とあいさつした。

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