PAGE TOP

東日本を強化

弘進ゴム、弘進商事を吸収合併

工業用品 2018-05-07

 弘進ゴム(西井英正社長)は、6月1日付で関連会社の弘進商事(仙台本店、秋田店、富山店、気仙沼店、長野店)を吸収合併し、全事業を引き継ぐ。旧弘進商事仙台本店(仙台市若林区卸町)は弘進ゴム本社に集約、他営業拠点は業務を継続する。

 今回の統合は、組織体制の強化およびサービス向上と効率化により、顧客第一の経営を目指すとともに、市場環境の変化に対応するのがねらい。弘進商事は、これまでメーカー販社として弘進ゴムが製造するSW(シューズ&ウェア)製品と他社製品の仕入販売を担当してきた。

 弘進ゴムの西井社長は「今回の統合では、北海道の販売拠点である弘進商事(札幌店、旭川営業所、釧路営業所、函館営業所)は従来通り残し、仙台、秋田、富山、気仙沼、長野の各拠点を弘進ゴム本体に取り込むことで、東日本の営業強化をはかることにある。単純にメーカーセールスの人間が増えるので、そのマンパワーを食品用途を中心に伸びている職域シューズの販売拡大につなげたい」と話す。

 弘進ゴムに統合後、旧弘進商事の各販売拠点の新組織名は次の通り(カッコ内は旧名称)。

 弘進ゴムSW営業本部(弘進商事仙台本店)▽弘進ゴム秋田営業所(弘進商事秋田店)▽弘進ゴム富山営業所(弘進商事富山店)▽弘進ゴム気仙沼出張所(弘進商事気仙沼店)▽弘進ゴム長野出張所(弘進商事長野店)

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物