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【新年トップインタビュー】

ハバジット日本社長津川純氏、「営業体制を構築しエンドユーザー対応を強化する」

工業用品 2018-01-16


 ■中期経営計画
 2025年を最終年度する中期経営計画を策定している。25年度に売上高80億円を目指しているが、達成に向けて、新たな営業体制を構築しエンドユーザーへのサービスを充実する計画だ。

 ■見本市・商品サンプル
 17年は10数年ぶりに国際食品工業展(FOOMA JAPAN)に出展した。大きな反響があり期間中来場から2,000枚もの名刺を頂戴した。18年はFOOMA展と東京パック展に出展する予定で、ビジネスに繋がる効果的提案となるよう展示会を企画したい。

 セグメント別にきめ細かく対応した新しいサンプル帳が完成した。小型のハンドサンプルで、従来よりも選びやすいように工夫し、販売店様や営業マンに活用していただけると思う。またチラシなど販促物も充実させ販売サポートを強化していく。

 ■人手確保・人手不足への対応
 人材市場での競争に勝ち残る体制を作る。製造、販売、間接部門で最も大切な資源である人材の採用と教育を強化して行きたい。

 工場ではお客様の要望に応えられるよう、品質、納期、コスト面での改善を進めていく。最新設備の投資も積極的に行いたい。

 ■海外拠点の状況
 全般的に好調で、欧州ではイギリス、ドイツ、イタリアなどが日本以上の高成長を続けている。これらの国々は、最新設備による効率化、リーン、コスト削減、そして品質向上などへの活動が実を結んでいて生産性が極めて高い。メキシコ、ブラジル、ロシア、オーストラリアなども販路を強化してグローバルに販売シェアを高めている。中国やアジア地域においても成長しておりさらなる飛躍の準備を進めている。

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