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【新年トップインタビュー】

加貫ローラ製作所社長加貫泰弘氏、「創業120周年迎え、“飛躍の年”目指す」

工業用品 2018-01-11


 ■海外の状況
 営業・製造拠点として中国の加貫[蘇州]、韓国の韓国カツラがあり、それ以外の国については協力会社を通じて展開している。特に好調だったのは中国で、進出から6年ほどを経て地元の日系企業の間でも認知度が向上し、多数の案件を頂くなど堅調が続いている。政治的なリスクはあるものの景況は良く投資も活発で、しばらくは安定的な成長が続くとみている。

 一方の韓国も安定生産を続けており、現地企業向けの販売も順調だ。ただ、景況が良くないことに加え、韓国企業の中国への進出により国内の産業空洞化が進んでいる。今後の動向を注視していく必要がある。

 ■滋賀工場に成形部門を集約
 マザー工場となる滋賀工場への集約を進めている。17年5月に敷地内に新たに研磨工場を設立したが、次のステップとして今年5月には大阪工場の成形部門を全て滋賀工場に移設する計画。製造部門の集約化を進めることで生産のさらなる効率化を図る。一方、研磨部門については、全国のユーザーからの研磨需要にスピーディに対応するため各拠点に残していく考えだ。

 ■2018年の経営方針
 中期3カ年計画最終年度の目標達成に向けて全力で取り組んでいく。当社の持ち味である、ユーザーとの対話を重視したキメの細かい“密着型営業”を徹底し、個々の知識や経験を高めることで、ユーザーが本当に必要としている製品を提案していく。

 これからは、ユーザーの細かい要望に対応するオーダーメイド的な製品の価値がますます高くなっていくとみている。その様な製品を提供するためには、営業ではユーザーの要望を的確に引き出し拾いあげていく力が、開発ではそれを実際に形にする技術力が必須となる。それぞれの能力を上げていくことで、今まで以上にオーダーメイド的な多品種・小ロット生産に対応できる企業にしていきたいと考えている。

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