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【新年トップインタビュー】

加貫ローラ製作所社長加貫泰弘氏、「創業120周年迎え、“飛躍の年”目指す」

工業用品 2018-01-11


 企業理念の「新しい価値の創造」を目指し、2016年度から中期3カ年計画に取り組んでいる加貫ローラ製作所の加貫泰弘社長。3年目にあたる18年は同社の創業120周年にあたる。成形部門の滋賀工場への集約を進めるともに、キメの細かい密着型営業を徹底し、“飛躍の年”にしたい考えだ。

 ■2017年を振り返って
 17年は中期3か年計画の2年目にあたる。業績としてはまずまずといったところで、最終年度に向けてステップアップできた年となった。18年は中計の最終年度であるだけでなく、当社の創業120周年という大きな節目にあたる。企業理念の「新しい価値の創造」を目指し、飛躍の年とできるように頑張りたい。

 ■2017年度上期(4-9月)業績
 売上高・利益ともにほぼ計画通りとなった。事業別では、工業用ロールが景況回復による旺盛な設備投資需要を受けて販売が伸長したほか、中国・韓国の海外事業も好調だった。印刷用ロールは市場が縮小傾向で推移し厳しい状況が続いているが、需要が堅調なUV印刷を中心に拡販したことで前年同期並みを確保した。製品面では表面加工を施し、特殊機能を付与した高付加価値ロールなどを拡販し業績を伸ばした。足元も堅調は続いており、通期業績もほぼ計画通りの業績を見込んでいる。

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