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【新年トップインタビュー】

明和ゴム工業社長坪井栄一郎氏、「技術サポートを強化し顧客満足度向上へ」

工業用品 2018-01-11


 ■海外進出について
 国内市場が頭打ちとなり今後縮小していくことを考え、海外への進出も視野に入れている。その際は技術提携も選択肢のひとつと考えている。

 ■東京生産技術センターの状況
 17年6月に本社の隣接地(東京都大田区)に東京生産技術センターを設立した。従来の東京工場や京都生産技術センターでは対応しきれないユーザーからの極めて高い品質要求に応えるための施設で、よりクリーンな環境や最新の製造設備を備えている。稼働率も良く、スタートとしては順調。良いタイミングで稼働できたと考えている。

 ■採用状況
 厳しい状況だが、17年は高卒・大卒を含め新卒者4人を採用することができた。当社ではここしばらくは、社会経験があり即戦力が見込める中途社員のみを採用してきたが、社員の平均年齢が上昇してきたこともあり方針を転換。中途採用は継続しながらも、新卒採用からの育成にも取り組んでいる。新卒採用については就職サイトなどを活用しており、18年入社予定の新卒者も確保できている。少しずつながら、毎年の採用を継続していきたい。

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