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下水道管きょ更生工法普及を推進

カナフレックス工法協会が総会

工業用品 2017-11-24

綿貫民輔代表理事


 一般社団法人カナフレックス工法協会(綿貫民輔代表理事)は、11月15日午後5時から東京・汐留のコンラッド東京で同協会の全国総会を開催した。総会には全国から74人が参加、元衆議院議長の綿貫代表理事、元復興大臣の今村雅弘衆議院議員(自由民主党災害対策特別委員長)、渡辺博道衆議院地方創生特別委員長(自由民主党下水道・浄化槽対策特別委員長)も出席した。

 同協会は年々増加する老朽化した下水道管きょの更生をするカナフレックスコーポレーション(金尾茂樹社長)が開発した自立更生管「カナスリップ工法」の普及を目的とした組織。

 総会は冒頭、綿貫代表理事があいさつし、事務局より同協会の平成28年度会計報告・29年度予算報告ならびにカナスリップ工法が公益社団法人日本下水道協会からⅡ類資器材の認定を受けたことが報告された。また今後の活動を活発化するため全国に支部長会ならびに運営委員会が発足したことも報告された。

今村雅弘衆議院議員

渡辺博道衆議院議員


 ついで来賓挨拶として同協会の理事でもある今村衆議院議員があいさつし、つづいて同じく理事の渡辺衆議院議員が「日本の下水道の今後について」と題した特別講演を行った。

 最後に、「今後の日本の管更生事業についてのディスカッション」として国土交通省水管理・国土保全局下水道部・事業マネジメント推進室長の石井宏之氏を招き、会員諸氏から寄せられた下水道管きょの更生工法(鞘管工法)普及を取り巻く補助金問題や慣習などの障害について質疑があった。石井氏は法的には整備されてきており障害は小さくなくなっており、各自治体に鞘管工法の有利性につき周知させていきたい旨の説明があった。

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