ミナトゴム(本社:千葉県船橋市、田口昌也社長)は、ベトナム・ハノイ市に商社「ミナト・グローバル・コネクトカンパニー」(資本金5万ドル、田口覚之社長)を5月5日付けで設立。9月から本格的に商社活動に入る。

(左から)田口裕太執行役員・課長、田口昌也社長、田口覚之ミナト・グローバル・コネクトカンパニー社長

商社機能を使って業容拡大目指す

 ミナトゴムは、2014年に「ミナトラバーベトナム」(MRV)を設立し、ベトナム進出を果たした。自動車ならびに建築資材ゴム部品をはじめ、工業用ゴム製品の海外製造拠点として、日系ユーザーを中心に製品を供給してきた。近年はベトナムのローカル企業との取引も拡大。ミナト・グローバル・コネクトカンパニーの新設は、自動車関連製品以外の製品製造に向けての意思表示のひとつとなる。

 「MRVは2026年で14期目に入った。MRVはコスト競争のための拠点ではない。ミナトゴムがこだわり続けている“選ばれていくモノ作り”をベトナムでも実現するため、現地責任者のルン・ハ・ナムGDの采配のもと、設備の拡充、従業員の増員と品質保証の三位一体となって取り組んできた。いずれはMRVに日本人を赴任させたい思いがあったが、今回は商売が広がりつつある現状を踏まえ、商社設立に舵を切った」(田口昌也社長)

 ミナト・グローバル・コネクトカンパニーは、当面MRVへの発注商品を仕入れ、日本で販売するが、いずれは現地ローカルでの市場開拓も視野に入れ、年商1億円を目指してのスタートとなる。

 ■ECを利用しBtoCに挑戦
 ミナトゴムは今年8月1日から、プロバスケットボールチームの千葉ジェッツとシーズン終了の2027年7月までパートナー契約を締結。その権利からロゴなどを使用したオリジナルグッズをMRVで製造し、ミナト・グローバル・コネクトカンパニーが取り扱っていく。

 製品としては日用雑貨を中心に現在検討している。同時に企業ブランドを高める一環として、オリジナル製品については「NEXTRIVA」(ネクストリバ)ブランドで展開していく方針だ。

 今回スポンサー契約を締結した千葉ジェッツは、ミナトゴム本社と同じ千葉県船橋市を本拠地とするチーム。富樫勇樹選手や渡邊雄太選手(NBA経験者)らが所属し、「LaLa arena TOKYO-BAYでのホームゲームには毎試合1万1,000人を超える観客が訪れると聞いている」(ミナトゴム)。今回のパートナー契約により、同社ブランドの認知向上に寄与することも期待される。