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【特集】合成ゴム

デンカ、2022年度も需要は高水準

会員限定 原材料 2022-06-28

 デンカの2021年度のクロロプレンゴム(CR)はフル生産、フル販売で推移した。「需要サイドの引き合いが強いまま推移し、自動車用途、産業用途、接着剤用途など全てが良かった」(デンカ)という。米国拠点であるデンカパフォーマンスエラストマーは、ハリケーンで被害を受けた原料供給メーカーの停止を受け、9、10月と生産停止を余儀なくされたが、11月から稼働を開始し、その後はフル生産を維持した。輸出も好調で、「地域を問わず引き合いが強く、全ての需要に対応しきれないほど旺盛だった」(同)という。

 2022年度も2021年度並みで推移すると見通す。「国内の自動車向けにやや陰りがみられるが、基本的には地域、用途問わず高水準だろう。懸念材料は価格だ」(同)。

 CRの価格に関して同社は、

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