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タイヤの空気漏れを防ぐ

住友ゴム工業、「CORESEAL」採用タイヤをドイツで発売

タイヤ 2021-08-02

 住友ゴム工業は、タイヤトレッド部の損傷による空気漏れを防ぐシーラントタイヤテクノロジー「CORESEAL(コアシール)」を採用した第1弾商品、FALKEN「EUROALL SEASON AS210(ユーロオールシーズン エーエスニーイチゼロ)」を欧州の販売会社であるファルケンタイヤヨーロッパを通じてドイツで発売を開始した。

タイヤ内部


 発売サイズは235/55R18 104V XL、225/50R17 98V XL。

 CORESEALとは、トレッド部の裏側にシーラント剤(粘着性・粘度のある特殊材料)を塗布する技術。トレッド部の裏側まで貫通する損傷が発生した場合、塗布されたシーラント剤が穴を塞いで空気漏れを防ぐため、空気圧を維持したまま走行が可能となり、安全性の向上と省資源・省エネルギーへの貢献を両立する。

 同社はCORESEAL以外にもランフラットタイヤ技術「DUNLOP Self-Supporting Technology (DSST)」を採用したタイヤや空気充填を行う必要のないエアレスタイヤ「GYROBLADE(ジャイロブレイド)」の開発など、スペアレス技術の開発を積極的に推進。スペアタイヤを搭載せずに済むため、省資源になるとともに、車載重量が減ることで燃費向上にも繋がる。

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