2020年12月期第1四半期業績
ニチリン、アジア堅調も日本は減収減益
工業用品 2020-05-28
ニチリンが5月28日に発表した2020年12月期第1四半期(1~3月)業績は、売上高が142億6,000万円で前年同期比9.1%減、営業利益が16億1,100万円で同23.0%減、経常利益が15億5,000万円で同25.3%減、純利益が9億5,800万円で同17.9%減。主要事業分野の自動車業界の需要・販売量が落ち込んだことが響き減収減益となった。
日本は売上高が77億5,200万円で同8.1%減、営業利益が6億1,000万円で同14.7%減。国内顧客向けの販売が伸び悩んだことに加え、子会社向けの設備売り上げも減少した。
北米は売上高が25億8,300万円で同9.6%減、営業利益が3,300万円で同66.7%減。小型トラック・SUV車の需要が増加傾向となっている一方で、日本企業が得意としてきたセダン車の需要は減少。新型コロナウイルスの影響で3月下旬に顧客が一斉に生産停止したことも響いた。
中国は売上高が15億8,200万円で同37.4%減、営業損失が1億900万円(前年同期は3億6,100万円の利益)。新型コロナウイルスにより、2月上旬から3月上旬にかけて顧客が一斉に生産停止したことに加え、3月の顧客生産も低調に推移した。
アジアは売上高が43億8,000万円で同5.0%増、営業利益が10億2,200万円で同9.3%増。ABS化による二輪用ブレーキホースの販売増に加え、フューエルホースの販売が堅調に推移した。
欧州は売上高が14億8,700万円で同2.3%増、営業損失が4,200万円(前年同期は3,600万円の損失)。PSAからの新規受注があったものの、新型コロナウイルスの影響で3月下旬に顧客の生産停止があり、増収ながら減益となった。
今期業績予想については、新型コロナウイルスの影響が不透明かつ未確認要素が多いため未定としている。
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