フィンランドのUPMキュンメネは、化石原料から製造されるカーボンブラックの代替品として100%木材由来の成分である“リグニン”をベースにした「ゴム用機能性フィラー」を開発、本格的な事業化に向け今年1月末におよそ660億円の投資決定を行った。ドイツ東部ロイナで量産化の拠点となるバイオファイナリー工場の新設に着手、2022年の年末に操業開始を予定しており、グローバル展開に備えていく方針だ。

 カーボンブラックやシリカの代替品として25%から33%以上の軽量化に貢献
 同社は売上高約1兆2,000億円を誇る世界屈指のパルプ、紙、ラベル、木材製品メーカーで、近年はバイオ燃料、バイオケミカル、バイオコンポジット製品を新規ビジネスとして積極的に展開している。

 新工場は

この記事は会員限定です

「ゴム報知新聞電子版」のご購読(有料)による会員登録で、
記事の続きをお読みいただけます。