【特集】スタッドレスタイヤ
ブリヂストン、「BLIZZAK」の総合性能アピール
タイヤ 2016-11-30
ブリヂストンは、2016年のスタッドレスタイヤ商戦について、「近年は降雪の少ない非降雪エリアでもスタッドレスタイヤの保有率が上昇しているため、このような環境を織り込み、16年下期の冬タイヤ需要は昨年よりやや伸長するものと見込んでいる」と話す。
今冬、販売注力しているスタッドレスタイヤは、従来から好評を得ているプレミアムの「BLIZZAK VRX」、メジャーの「BLIZZAK REVO GZ」の2ラインを基本に販売し、昨年以上に拡大販売を図っている。
同社によると冬道のドライビングシーンにおいて、「お客様の安全・安心を足元から支える総合性能の高さがBLIZZAKのアピールポイント」としている。特に同社独自技術「発泡ゴム」により、装着当初から氷上性能を発揮する「効き」という特徴はもちろんのこと、4年使っても当初の性能が落ちにくい「持ち」という特徴がある。
BLIZZAKの「効き・持ち」をユーザーに伝えるため、同社では今年8月から販売スタッフへの販売セミナーを実施しながら、店頭でタイヤと訴求ツールを展示して準備を整えてきた。またユーザーへBLIZZAKの価値を伝えるためには、販売スタッフ自らがBLIZZAKの安全性を体感することが重要と考え、過去最大規模で販売店スタッフ向けの試乗会を実施した。
店頭での訴求コンテンツとしては、BLIZZAK最大の特長である「効き・持ち」グラフを刷新した。同社独自技術の「発泡ゴム」と「同社材質の非発泡ゴム」のタイヤとの比較を通して、装着当初からの高い「効き」はもちろん、4年使っても当初の性能が落ちにくいという「持ち」を、店頭でのツールやタブレット映像等を使ってわかりやすく伝えている。
今後の商品開発については、ユーザーが冬タイヤに求める氷雪上性能を中心に、総合性能の高さを追求していくとしている。また転がり抵抗の低減に向けた開発も進めるが、スタッドレスタイヤは氷雪上といった極めて滑りやすい(=抵抗係数の少ない)路面でのグリップが何よりも求められるので、転がり抵抗の低減にも配慮した上で、各性能を高次元でバランスさせることを目標としている。
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