コロナ禍でニューノーマルをデザインする中小企業<第3回>
【インタビュー】大成興業社長 若松良太氏、部署ごとのモチベーションの高さを数値化
会員限定 商社 2021-08-17
新型コロナウイルス感染予防の一環として、一気に活用が広まったテレワーク。会議はオンライン形式が当たり前となり、アフターファイブの飲みニケーションも「オンライン飲み会」と、新しい一体感を楽しむ若い世代の様子がテレビでも毎日のように紹介されていた。しかし、コロナ禍が長引くにつれ、便利だったテレワークもメンタルに及ぼす影響が指摘されはじめた。改めて仕事、プライベートにおいて、雑談の力、肌感覚のコミュニケーションの重要性が再認識されている。
大成興業は第64期のテーマを「縦と横の連携を強化し、組織力を高め、目標を達成しよう」と定めた。若松良太社長は社長に就任して以来、「風通しの良い会社」を目指してきた。コロナ禍で行きたいときに現場や営業に行くことができない。社内外にコミュニケーション力が問われる時代と認識している。
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