小島市郎氏（角一化成会長）が死去

　小島市郎氏（こじま・いちろう＝角一化成会長）2020年12月21日死去、享年89歳。通夜ならびに葬儀は、角一化成ならびに小島家との合同によるお別れの会として12月25、26日の両日、大阪府吹田市の公益社千里会館「まほろば」で執り行われた。喪主は角一化成社長で長男の孝彦氏。

　故人は1931年1月15日、角一化成の創業者小島次男氏の長男として誕生、1953年関西大学経済学部卒業とともに同社入社。1960年代末から卸中心だった会社の方向性を変えてゴム製品の生産を開始し、今日の角一化成の礎を築いた。1980年7月社長、2001年7月会長就任。

　業界関係では西部工業用ゴム製品卸商業組合の副理事長（1992～1996）、理事（1989～1996）、工業用品部会長（1992～2000）などを歴任した。

　著書に会社および自身の来歴をつづった「天翔ける－回想八十五年」（2016年刊）がある。