PAGE TOP

「国際物流総合展2024」に出展

ブリヂストン、物流業界の複雑な課題をタイヤで解決する「タイヤソリューション」を紹介

タイヤ 2024-09-18

 ブリヂストンは9月10~13日の4日間、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「国際物流総合展2024」に出展した。

ブースの様子


 ブースでは、物流業界の複雑な課題に対し、タイヤによる解決を目指す「Tire Solution(タイヤソリューション)」をテーマに、商品とサービス、ネットワークを組み合わせたソリューションを展示した。

 力を入れているサービスの一つが「リトレッド」だ。これは一次寿命が終了したタイヤのトレッドを削り、その上に新しいゴムを貼り再利用したもの。台タイヤを再利用できることから、「環境負荷低減と経費削減を両立できる。そこに非常に価値があるサービスだ」(ブリヂストン)。

 ほかにも、タイヤマネジメント業務も含めて一括で契約するサブスクリプションプラン「トータルパッケージプラン(TPP)」を紹介。なおタイヤマネジメント業務とは、タイヤのメンテナンスと点検管理、予算管理を指す。サービスは2008年から開始され、「累計8万台の実績がある」(同)。

 輸送事業者の課題に寄り添い、最適なソリューションアイテムを組み合わせることができ、さらなる安心・安全運行の実現に貢献する。またユーザーは本業へ集中でき、業務の効率化に繋がる。

 「当社では独自に、物流業界における経営課題を、①安全運行②環境負荷低減③経費削減④業務効率化の4つにカテゴリーした。特に安全運行と経費削減は、物流業界の事業継続のための必須条件だと感じている。すべての課題にバランスよく取り組むのは難しいので、ぜひ当社サービスを活用してもらいたい」(同)

 同社は引き続き、日本国内で「Tire Solution」を提供し、ユーザーと共に4つの社会・顧客価値創出を目指す。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物