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バリューチェーンでは24年通期で約650億円創出へ

ブリヂストン、グローバルでコストダウン推進

会員限定 タイヤ 2024-08-13

石橋秀一代表執行役 Global CEO


 ブリヂストンが、販売・生産・在庫のバランス最適化とバリューチェーン全体を通じたコストダウンを推し進めている。

 販売・生産・在庫では販売本数に合わせた固定費削減、生産体制の最適化を図るとともに、本数、金額をベースとした在庫削減を徹底している。

 生産は、特に欧州におけるトラック・バス(TB)ビジネスの収益性改善に向け、操業日数の短縮や一部工程の稼働停止を実施。固定費削減を進めている。また2024年下期から2025年にかけ生産関連投資の見直し、削減、適正化を計画する。

 在庫に関しては、24年通期でグローバルにおいて約510億円の資産圧縮を見込み、「25年に向けたリーンな体制を確立していく」(石橋秀一取締役 代表執行役 Global CEO)。

 バリューチェーン全体では、24年通期で約650億円(上期約340億円、下期約310億円)のコストダウン創出を見込んでいる。グローバル調達、グローバルSCM(サプライチェーンマネジメント)物流改革、モノづくり基盤技術「BCMA(Bridgestone Commonality Modularity Architecture)」、グリーン&スマート化、地道な生産性改善といった活動を強化する。

 グローバル調達では、

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