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2024年12月期第2四半期業績

ブリヂストン、増収も米州厳しく調整後営利減益

会員限定 決算 2024-08-13

説明する石橋秀一代表執行役 Global CEO


 ブリヂストンの2024年12月期第2四半期(1~6月)業績(IFRS)は、売上収益が2兆1,767億7,300万円で前年同期比3.6%増、調整後営業利益が2,291億7,600万円で同3.8%減、純利益(非継続事業を含む)が1,990億8,200万円で同9.0%増だった。

「売上収益は市販用の乗用車用高インチタイヤの拡大、鉱山用タイヤの堅調な販売に加え、為替の追い風もあり増収。調整後営業利益については販売MIXの改善、グローバルビジネスコストダウン活動強化、海上運賃単価影響が増益に寄与するも、南米・北米での減益、トラック・バス(TB)用、乗用車用全体でのグローバル販売本数減が大きく影響し、減益となった」(石橋秀一取締役 代表執行役 Global CEO)

 調整後営業利益段階の増減要因は、増益要因が為替で270億円、原材料で160億円、MIXで60億円、営業費で30億円、その他で269億円、減益要因が数量で400億円、売値で170億円、加工費で160億円、アルゼンチン子会社で150億円、差し引き91億円の減益。

 セグメント別では、日本は売上収益が5,867億円で同3%減、調整後営業利益が941億円で同6%増。アジア・大洋州・インド・中国は売上収益が2,605億円で同5%減、調整後営業利益が278億円で同20%増。米州は売上収益が1兆930億円で同8%増、調整後営業利益が883億円で同26%減。欧州・中近東・アフリカは売上収益が4,111億円で同1%増、調整後営業利益が74億円で同20%減。

「米州は

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