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リトレッドタイヤ用デジタルソリューションツール

ブリヂストン、ユーザーの安全性と経済性に貢献する「BASys」を刷新

タイヤ 2017-04-25

リトレッドタイヤ用デジタルソリューションツール「BASys」

 
 ブリヂストンは4月24日、トラック・バス用リトレッドタイヤに関するデジタルソリューションツール「BASys(ベイシス)」を刷新し、昨年の欧州に続き、4月から南米をはじめとしたグローバルでの展開を開始したと発表した。

 「BASys」は、使用済のタイヤをリトレッド工場で預かり、検査、修理、加工を経て、ユーザーへ返却するまでの製造、品質、在庫などに関する情報を管理するツール。

 各プロセス別にリアルタイムに情報を把握し分析することで、生産の効率化や品質向上を実現する。また、蓄積されたデータを分析する事で、より高い精度で、ユーザーの使用条件に応じた最適なタイヤを推奨することが可能となる。これら「BASys」を通じた品質・サービスの向上により、安全運行とトータルタイヤコストの最小化に貢献する。

 将来的には、「BASys」に蓄積されたビッグデータと同社の技術を組み合わせ、新品およびリトレッドタイヤの開発に活用することで、よりユーザーのニーズに合う高品質なタイヤを、多くのユーザーに提供することができるようになる。

 当社は2017年1月にデジタルソリューションツールの開発ならびに展開を加速させるための専門組織「デジタルソリューションセンター」を新設。今後も、ICTや最先端技術の積極的な活用により、新たな価値を創出するビジネスモデルの開発と全社バリューチェーンを通じたイノベーションを推進していく。

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