PAGE TOP

商品設計基盤技術「ENLITEN」を搭載

ブリヂストン、「REGNO GR-XⅢ」を発売

タイヤ 2023-12-13

 ブリヂストンは、静粛性・乗り心地・運動性能など、タイヤに求められる基本性能を進化させることで、深みを増した空間品質と磨き抜かれた走行性能を知恵強する乗用車用プレミアムブランドの新商品「REGNO GR―XⅢ」を2024年2月から発売する。発売サイズは全26サイズ。メーカー希望小売価格(税込み)は、2万6,730円~10万1,200円。

 同商品は商品設計基盤技術「ENLITEN」を国内市販用乗用車向けタイヤに初搭載。モノづくり基盤技術「BCMA」と融合することで、タイヤ性能とともに環境を高レベルで両立することで持続可能な社会実現への貢献、顧客価値・社会価値を提供する。

 REGNOのコア・コンセプトである静粛性に加え、ハンドリング性にもエッジを効かせることで、『静か・やわらか・安らか・気持ちよい・滑らか』というREGNO史上かつてない空間品質と『質の高い乗り心地』を両立。国産車をはじめ、輸入車やBEV(バッテリー式電気自動車)といった幅広い車種に新たな価値を提供する。

 同商品を支える「BCMA」は、タイヤ部材のモジュールを異なる商品間で共有することで開発・サプライチェーンを効率化。開発・生産の速度を向上させつつ、コストの最適化や環境負荷の低減を実現する。また、環境性能については従来品同等の低燃費性能に加えて、ISCC PLUS認証に基づいたマスバランス方式によって再生資源や再生可能資源を原材料の一部(合成ゴム)に用いるなど、カーボンニュートラル化およびサーキュラーエコノミーの実現に貢献している。

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物