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アジアクロスカントリーラリーに参戦

横浜ゴム、「チーム三菱ラリーアート」に「GEOLANDAR」を供給

タイヤ 2023-07-28

 横浜ゴムは、8月13~19日に開催される予定のアジア最大のクロスカントリーラリー「アジアクロスカントリーラリー」(AXCR)に参戦する「チーム三菱ラリーアート」に、SUV・ピックアップトラック用マッドテレーンタイヤ「GEOLANDAR M/T G003(ジオランダー・エムティー・ジーゼロゼロサン)」を供給する。「チーム三菱ラリーアート」は昨年も「GEOLANDAR M/T G003」を装着して総合優勝を果たしており、2連覇を目指す。

 「チーム三菱ラリーアート」は、タント・スポーツ(タイ)が運営するプライベートチームで、三菱自動車工業が技術支援している。昨年はAXCR初出場で同社の世界戦略車となる1トンピックアップトラック「トライトン」3台で参戦し、総合優勝と5位入賞を果たした。

 今年は新型「トライトン」T1仕様(改造クロスカントリー車両)3台で参戦し、昨年の覇者であるチャヤポン・ヨーター選手、5位入賞したリファット・サンガー選手に加えて新たに田口勝彦選手がドライバーを務める。なお、横浜ゴムは同レースにおいて各国から参戦するさまざまなチームをサポートする。

 「GEOLANDAR M/T G003」はあらゆるオフロード路面で高い走行性能を発揮するとともに、優れたロングライフ性能を追求し、オフロード感を強調した逞しくアグレッシブなデザインを実現。なお、「GEOLANDAR M/T G003」をはじめとした「GEOLANDAR」シリーズはモータースポーツで活躍しており、アジアや北米、メキシコなどの過酷なオフロードレースで輝かしい戦績を残している。

 「AXCR」は1996年からスタートしたダカールラリーと同格式で行われるFIA(国際自動車連盟)公認レース。近年はタイを出発点として、アジア各国の山岳部やジャングル、海岸、プランテーション、サーキットなどを舞台にし、毎年コース設定、通過国が変わる。今年はタイを出発点とし、ラオスまでの約2,000キロを走る。

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