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5月1日出荷分から5.5-10%

東洋ゴム工業、国内市販用タイヤを値上げ

タイヤ 2017-03-29

 東洋ゴム工業は3月29日、国内市販用タイヤのメーカー出荷価格を値上げすると発表した。

 対象は国内市販用タイヤ(夏用、冬用タイヤ)、チューブ、フラップ、その他。5月1日出荷分から実施する。

 値上げ率(平均)は、乗用車用タイヤ、バン用タイヤが5.5%、小型トラック用タイヤが6%、産業車両用タイヤ、トラック・バス用タイヤが8%、建設車両用タイヤが10%、チューブ、フラップ、その他が8%。

 値上げについて同社では「主な原材料である天然ゴムは昨年から価格高騰が続いており、合成ゴムの原料として用いられる石油化学系原材料価格も高値圏で推移している。これまで生産性向上などによるコスト抑制に努めてきたが、企業努力のみで上昇分を吸収することは困難であり、値上げすることを決定した」としている。
 

ニットータイヤも値上げ

 また同社は同日、ニットータイヤの国内市販用乗用車及びSUV・CUV用タイヤのメーカー出荷価格を5月1日出荷分から値上げすると発表した。値上げ率は最大10%。

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