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再生可能エネルギー導入を推進

ブリヂストン、国内タイヤ工場でPPAによる太陽光発電を開始

タイヤ 2023-02-17

 ブリヂストンは、下関、北九州の2つの国内タイヤ工場でPPA(Power Purchase Agreement=電力販売契約)による太陽光発電を開始した。

屋上太陽光発電パネルの様子(上:下関工場、下:北九州工場)


 PPAによる大規模な太陽光発電は同社国内工場では初の取り組みとなる。合計の発電能力は5.8MWで、2工場のタイヤ生産に電力を供給するとともに、年間約2,700トンのCO2排出量削減に貢献する(系統電力対比※1)。

 今回、PPAによる太陽光発電を開始した下関および北九州工場では、太陽光発電に加え、2021年に工場で使用するすべての購入電力を再生可能エネルギーに切り替えている。これらの取り組みは、カーボンニュートラル化の実現に大きく貢献するとともに、鉱山車両用タイヤ「Bridgestone MASTERCORE」などの「断トツ商品」を生産する重要なグローバル生産拠点としての位置付けをより強固にするもの。同社は今後もすべての拠点において購入電力の再生可能エネルギーへの切り替えを進めるとともに、太陽光発電の拡大、エネルギー効率向上施策を実行し、CO2排出量の削減を加速させていく。

 ※系統電力=発電所で発電された電気を利用者に届けるための「発電」「変電」「送電」「配電」からなる、一連の電力システムで扱う電力。

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