日本の降雪期に求められる性能を追求
TOYO TIRE、SUV用スタッドレスタイヤ2商品を国内で本格販売
タイヤ 2021-07-30
TOYO TIREは、SUV専用スタッドレスタイヤ「OBSERVE GSi-6」と「OBSERVE W/T-R」のサイズラインアップを拡充し、2021年8月から国内で順次発売する。価格はオープン。
昨年12月から今年2月までの日本の天候は、いわゆる「暖冬」だった。冬の前半に強い寒気が、後半には暖かい空気が流れ込んだ影響で、気温の変動も大きくなった。気温が高くなると雪質は水を含んだ重たいものとなり、気温差が大きくなると路面の状態も、湿った雪が混じるシャーベット状態から凍結したアイス状態まで刻々と変化する。
同社はスタッドレスタイヤにはこうした不安定な路面状況に対応できる性能が求められていると考え、日本の降雪期に求められる性能を追求したSUV専用のスタッドレスタイヤとして、「OBSERVE GSi-6」と「OBSERVE W/T-R」をラインアップし、本格発売する。
OBSERVE GSi-6
OBSERVE GSi-6は、さまざまな状況に変化する冬の路面でのハンドリング性能とブレーキング性能の向上をはかったスタッドレスタイヤ。圧雪路でのブレーキング性能は同社従来品(OBSERVE GSi-5)比で7%良化し、ウェット路面では制動距離を同11%短縮した。クロスカントリー車向けを中心に、先行発売していた2サイズから15サイズを新たに拡充し、全17サイズのラインアップで展開する。
OBSERVE GSi-6の詳しい商品情報はこちら。
OBSERVE W/T-R
OBSERVE W/T-Rは、荒れた雪路や深雪路などでの走破性を追求した商品。深雪路面でのトラクション性で効果を得るために、タイヤの側面に同社のオフロード向けタイヤなどで使用している大型のサイドブロックを同社のスタッドレスタイヤとして初めて採用した。昨年、雪路での走破性を志向するユーザー向けに1サイズの限定的な販売で好評を得て、新たに2サイズを拡充し全3サイズのラインアップで正式に発売を開始する。
OBSERVE W/T-Rの詳しい商品情報はこちら。
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