東京都小平地区に建設
ブリヂストン、Bridgestone Innovation Galleryが11月末に一般公開へ
タイヤ 2020-11-05
ブリヂストンが東京都小平地区に建設を進めていた「Bridgestone Innovation Gallery」が11月末から一般公開される。これは「小平再開発ビジョン~Bridgestone Innovation Park~」の一環として進めてきたもので、第1期として「Bridgestone Innovation Gallery」、「B-Innovation」(2021年開設)、「B-Mobility」(同)が予定されている。

Galleryが立地する場所には、もともと企業博物館「ブリヂストンTODAY」があった。TODAYの展示内容が「過去から現在まで」だったのに対して、Galleryでは「過去から未来まで」と展示内容を変更。延床面積も約1,500平方メートルから約2,200平方メートルへと拡大した。Innovation Parkの役割である「共感・共議・共研・共創」のうち、入口となる「共感」を担う場所となっている。
エントランスホールの窓側にはドットアートで13種類のモビリティを表現。このホールでは企画展示などを実施する。
4つのコンセプトで展示
Galleryは、「WHO WE ARE」、「WHAT WE OFFER」、「HOW WE CREATE」、「WHERE WE GO」と、4つのコンセプトでそれぞれ趣向を凝らした展示を行っている。
「WHO WE ARE」では、ブリヂストンが歩んできた歴史やこれから目指す未来をパネルで展示。床面に施された木目が進行方向を示しており、ランナバウトという円形が連なったような展示デザインを採用。展示が進むにつれて大きくなる円形は、ブリヂストンの事業規模の拡大(グローバル化)を表現している。
「WHAT WE OFFER」では、主力製品であるタイヤを展示。さまざまなモビリティに装着しているタイヤをクイズ形式で紹介する「タイヤパーク」、製品に合わせてナノレベルでゴムの性質をコントロールする技術、トレッド部の体積を軽減しても諸性能を保持できる「ENLITEN」、パンクしても走行できる「ランフラットタイヤ」、リアルとデジタルを組み合わせた独自のソリューションビジネスのプラットフォーム「BRIDGESTONE T&DPaaS」やその一例などを紹介している。
「HOW WE CREATE」では、ブリヂストンと他メーカーとの技術開発の一端を垣間見ることができる。自動車メーカーとの共同による車両振動低減への取り組み、サイホン原理を応用した新たな排水システム、パラアスリートを支える義足、ゴルフシミュレーション、ゴムとプラスチックの長所を併せ持った次世代ポリマー「SUSYM」などを紹介している。
「WHERE WE GO」では、巨大なスクリーンに囲まれた部屋で、ブリヂストンのこれから目指すビジョンなどを映像で分かりやすく紹介している。
エントランスホールへと戻る通路には、「月面ローバ用タイヤ」、「SUSYMで作られたコンセプトタイヤ」、走行しながら給電できる「ワイヤレス給電対応タイヤ」、低燃費タイヤ技術「Ologic」などを展示。Galleryを回れば、ブリヂストンの歴史やこれから目指す未来を“共感”できる施設になっている。

(左から)月面ローバ用タイヤ、SUSYMで作られたコンセプトタイヤ、ワイヤレス給電対応タイヤ、Ologic
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