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プレミアムタイヤ市場で存在感のさらなる向上目指す

横浜ゴム、山石社長が年末記者会見

会員限定 タイヤ 2019-12-16


 横浜ゴムは12月12日、本社(東京都港区)で記者会見を開き、山石昌孝社長が2019年を振り返るとともに2020年の取り組みなどを語った。その中で山石社長はMB事業について「集中と選択をさらに加速させ、自動車部品ビジネスの拡大と海洋事業の強化を戦略の柱に活動する。もう少しメリハリの利いた経営をしていきたい」と話した。

 ■2019年を振り返って
 第3四半期(1-9月)までのタイヤ事業は、売上収益は前年同期を上回ったが、事業利益は上期までの生産量減少に伴う製造原価の悪化、物流関係費用の悪化、為替円高の影響により減益となった。

 新車用タイヤは、国内では納入車種の切り替えなどにより販売が低調だったほか、海外でも中国で自動車生産の調整が継続したことから引き続き販売が低調で、新車用タイヤ全体の売上収益は前年同期を下回った。

 一方、市販用タイヤについては、高付加価値商品の拡販に積極的に努めたほか、中期経営計画「GD2020」に沿った各種戦略を進めた。国内では、暖冬の影響により年初の冬用タイヤ販売が低調だったものの、

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