BluEarth-GT AE51、GEOLANDAR X-CV、302C
横浜ゴム 、タイヤ3商品がグッドデザイン賞
タイヤ 2019-10-04
横浜ゴムは10月2日、グランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51(ブルーアース・ジーティー・エーイーゴーイチ)」、ハイパフォーマンス・クロスオーバーSUV向けタイヤ「GEOLANDAR X-CV(ジオランダー・エックスシーブイ)」、舗装路・非舗装路用ダンプトラック向けラグタイヤ「302C(サンマルニ・シー)」が、2019年度グッドデザイン賞を受賞したと発表した。
「BluEarth-GT AE51」は走行性能、快適性能、環境性能などトータルパフォーマンスに優れ、力強い走行性能を追求しながら、高いウェットグリップ性能と低燃費性能を両立。
「GEOLANDAR X-CV」は安全性、快適性、経済性を備えながら、急な降雪にも対応する「M+S」規格を獲得。さらに全サイズで最高速度270km/hに対応するスピードレンジ「W」を実現している。両商品ともに、優れた性能と高いデザイン性を兼ね備えている点が評価された。
「302C」は耐カット・チッピング性能、ウェット性能を向上するとともに、低燃費性能、耐久性を確保するなど地球環境にも配慮した点が高く評価された。
■審査員からのコメント
<BluEarth-GT AE51>
細部に至るトレッドパターンの熟成により、乗り心地や操縦安定性だけでなく、本来的に相反する低燃費性能と雨天時性能を高次元で両立させたことを高く評価したい。
ショルダー部のディンプルは、放熱効果を生み出すとともに、丁寧にデザインされた側面のセレーションと相まって、横から見たときの重要なアクセントにもなっており、優れた性能をデザインで表現しようという熱意が感じられる。
<GEOLANDAR X-CV>
異なるパターンを左右非対称に並べたトレッドは、晴天時の高速走行から突然の降雪時まで、さまざまな路面状況に対応してくれるという期待を抱かせ、明確な4本の溝からは信頼できる排水性能が伝わってくる。
サイドはSUV用タイヤとして知名度のあるブランドのロゴを主役に据えたシンプルな仕立てであり、トレッド同様、過度な主張を抑えることで、車両に装着した際の上質感に配慮していることがうかがえる。
<302C>
近年トラック・バス業界に於ける安定性と経済性の要求の高まりからも、このプロダクトが社会課題解決を担う点は見逃せない。同製品はLY317後継モデルとして、トラック・バス専用のB to Bニーズの操縦安定性、静粛性、耐外傷性の向上に加え、新環境規制(静粛性、WET制動性、転がり抵抗性能)対応も実現している。性能向上だけでなく地球環境に対する高い意識をもってデザインに取り組む姿勢を評価した。
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