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為替や特別損失などが影響

東洋ゴム工業が通期業績予想を修正

タイヤ 2016-11-11

 東洋ゴム工業は11月11日、16年12月期通期業績予想の修正を発表した。

 売上高を3800億円(前回予想3950億円、増減率3.8%減)、営業利益を440億円(同520億円、同15.4%減)、経常利益を380億円(同455億円、同16.5%減)、当期純利益を120億円(同180億円、同33.3%減)に修正した。為替が想定よりも円高に推移していること、さらなる市況の悪化が見込まれることに加え、建築用免震積層ゴムに係わる製品補償対策費及び製品補償引当金繰入額を特別損失として計上したことが響いた。為替については第4四半期のレートを1ドル105円、1ユーロ115円と想定している。

 同日発表した第3四半期業績は、売上高が2789億3400万円で前年同期比7.3%減、営業利益が349億3800万円で同26.6%減、経常利益が286億8400万円で同31.1%減、四半期純利益が75億8700万円(前年同期は43億1500万円の損失)だった。

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