累計10万台突破、平井理央さんゲストに
住友ゴム工業、タイヤの安全点検活動を実施
タイヤ 2018-10-15
住友ゴム工業は10月6日、「ダンロップ 全国タイヤ安全点検活動」を実施した。
同活動はタイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着タイヤの空気圧・残溝・表面の損傷などの点検を行い、ドライバーに日常点検の重要性を訴求するもの。
住友ゴム工業では2008年から「4月8日 タイヤの日」の前後と同社の創業月である10月の年2回、全国の道の駅やショッピングセンターなどで実施しており、今回で20回目。通常は全国47都道府県・47会場で実施しているが、今回は台風25号の影響で九州、中国、四国、北陸地方の19拠点で中止したため、計28会場での実施となった。
埼玉県の点検会場となった「まちの駅・道の駅アグリパークゆめすぎと」(埼玉県北葛飾郡杉戸町)では、増田栄一執行役員・タイヤ国内リプレイス営業本部長らが参加しタイヤ点検を行ったほか、今回で08年からの点検車両台数の累計が10万台を突破する記念として、フリーアナウンサーの平井理央さんをゲストに招き、タイヤ点検のレクチャーも行われた。
活動の冒頭、増田本部長が「最近はガソリンスタンドのセルフ化が進んだことも影響し、タイヤの空気圧を点検する機会が減っており、タイヤに起因した事故が増えている。我々はこの結果を受け止め、少しでも多くのドライバーに安心・安全を送り届けるため、これからもしっかりと点検活動を継続していく」とあいさつ。
続いて、スタッフによる平井さんへのタイヤ点検のレクチャーが行われた。レクチャーでは、日常的な点検の重要性とともに、溝の深さやサイドウォールのひび割れなど、タイヤを点検する際のチェック項目などを講義した。
その後、スタッフによるタイヤ点検が10時から14時まで行われた。活動は11人・5チームで行われ、ドライバーには、夜道で光るオリジナルリフレクターや日常的なタイヤ点検を意識づけるメッセージを込めたマスクなどを配布した。当日の点検台数は同会場で60台。全国での点検台数は1,807台となり、08年からの累計は10万54台となった。
ゲストとして参加した平井さんは、イベントを終えた感想として「“タイヤにとって空気は部品のひとつ”というお話から、空気圧の重要性が良く分かった。子どもが生まれてから車を運転する機会が増えたので、大切な家族を乗せるタイヤということを日頃から意識して、きちんとチェックしていきたい」と述べた。
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