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18年12月期第1四半期

東洋ゴム工業、タイヤ事業は増収減益

タイヤ 2018-05-16

 東洋ゴム工業が5月11日に発表した18年12月期第1四半期(1-3月)業績は、売上高が937億4,100万円で前年同期比4.4%減、営業利益が105億9,600万円で同12.5%減、経常利益が85億2,100万円で同15.2%減、純利益が67億3,000万円で同14.4%増だった。営業利益段階の増減要因は、増益要因が販売要因で13億円、減益要因が販管費で15億円、製造コストで9億円、事業譲渡で3億円、為替で2億円。

 タイヤ事業は売上高が807億7,600万円で同2.5%増、営業利益が114億9,400万円で同2.4%減。新車用タイヤは国内が好調だったものの、海外が低調で販売量、売上高とも前年同期並み。市販用タイヤは国内と北米市場の販売量が前年同期を下回ったものの、欧州市場の販売量は増加した。

 自動車部品事業は売上高が129億4,800万円で同4.0%減、営業損失が9億1,800万円(前年同期は300万円の利益)。米国ケンタッキーの防振ゴム工場立ち上げに伴う原価低減分が影響し、利益は損失となった。

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