不良の種類や発生位置などのデータも蓄積する


 2020年10月に創立した新進気鋭のAIベンチャー、パトスロゴス(東京都港区)はAI画像解析を使った外観検査システム「DEEPS」を提供し、ゴム企業を含む製造業の自動化とコスト削減に貢献している。幅広い素材に対応し、ゴム製品、樹脂製品、金属製品、ダイカスト製品といったさまざまな製品の外観検査において検証・導入されている。

 特長の1つは、不良の検出精度が高い点。1ミクロン単位の微細な傷や異常を学習し、従来の撮像技術ではとらえきれなかった光の反射や埃の混入などによる複雑な判定が可能となっている。AIは学習データが多いほどシステムの精度が高くなるが、同システムは約130社の製造業で実績を積んでおり、その精度の高さは多くの経験値によって実現されている。

 また、欠陥を検知する判断基準となるAIモデルの作成が容易な点も評価されている。独自のアルゴリズムにより

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