ダウは8月21日、東京2020オリンピックに向けて、同社のプラストマーおよびエラストマーが、凸版印刷のリサイクル可能なポリオレフィンベースの装飾用バナーに採用されたと発表した。同バナーは東京2020大会の仮設装飾用バナーに使われる。

 このバナーの特長は、高いリサイクル性にある。素材はプラスチック部分(膜、網、小穴、糸など)がすべてポリオレフィン製であり、フィラーとして無機素材が適切に分散されている。単一の種類のプラスチックで作られているため、特にバナーに一般的に使用される従来の防水シート(ターポリン)と比較して膜のリサイクル性が向上した。

 両社はイベントで使用したポリオレフィンベース製サインやバナーなどを回収し、異なる製品にアップサイクルする。回収したものは再生樹脂としてリペレット化し、木材廃棄物に含まれる材料と混合することで、ベンチや床などに使われる複合材となる。