2025年12月期第1四半期業績
TOYO TIRE、タイヤ事業は増収減益
決算 2025-05-13
TOYO TIREの2025年12月期第1四半期(1~3月)業績は、売上高が1,355億1,000万円で前年同期比6.2%増、営業利益が224億1,900万円で同13.7%減、経常利益が182億5,600万円で同42.7%減、純利益が135億500万円で同41.4%減だった。
営業利益段階の増減要因をみると、増益要因は、販売要因で23億円、為替で6億円、自動車部品事業で2億円で計31億円の増益。減益要因は、製造コストで25億円、販管費で9億円、原材料で28億円、海上運賃等高騰影響で5億円の計67億円の減益。差し引き36億円の減益となった。
セグメント別にみると、タイヤ事業は、売上高が1,237億6,400万円で同6.2%増、営業利益が219億100万円で同14.6%減。
北米市場における市販用タイヤは、市場ではアジア品を中心とした安価なタイヤの流入が継続したが、新商品NITTO TERRA GRAPPLER G3、人気商品OPEN COUNTRY R/T TRAIL、NITTO RIDGE GRAPPLERなどの重点商品の堅調な需要により、販売量は前年同期を上回った。また、円安基調による為替の影響を背景に、売上高は前年同期を上回った。
欧州市場における市販用タイヤは、事業再編に伴う一部オペレーションの変更により、販売量および売上高ともに前年同期を下回った。
国内市場における市販用タイヤは、物価高騰による消費者マインドの減退に加え天候要因から夏タイヤへの履き替え需要が遅れたことから販売量は前年同期を下回った。一方、OPEN COUNTRYシリーズや昨年発売したPROXES CF3、新商品PROXES LuK2など付加価値商品への販売シフトにより売上高は前年同期並みとなった。
新車用タイヤは、自動車メーカーの需要が回復したこともあり、販売量は前年同期を上回った。また、物価高騰の一部を価格に反映できたため、売上高は前年同期を上回った。
自動車部品事業は、売上高が117億4,600万円で同6.9%増、営業利益が5億900万円で同62.0%増。自動車メーカーの需要が回復したこともあり増収増益となった。
2025年12月期業績は、売上高5,850億円で前期比3.5%増、営業利益850億円で同9.6%減、経常利益750億円で同26.6%減、純利益500億円で同33.2%減を見込んでいる。
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