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2025年3月期第2四半期業績

バルカー、シール製品事業は増収増益

決算 2024-11-14

 バルカーの2025年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が300億9,700万円で前年同期比3.5%減、営業利益が29億2,400万円で同24.5%減、経常利益が31億4,400万円で同22.6%減、純利益が19億9,800万円で同25.9%減だった。

 セグメント別にみると、シール製品事業は売上高が198億7,500万円で同6.0%増、営業利益が25億9,800万円で同48.4%増。機器市場向けが設備投資減勢の影響を受けたものの、先端産業市場向け高機能シール製品販売の回復基調が続いたことにより増収増益となった。

 機能樹脂製品事業は売上高が86億8,000万円で同20.1%減、営業利益が4億1,200万円で同80.5%減。先端産業市場・プラント市場向けのフッ素樹脂特殊タンク製品の需要が調整局面を迎えて大きく減少し減収減益となった。

 シリコンウエハーリサイクル事業他は売上高が15億4,000万円で同2.1%減、営業損失が8,500万円(前年同期は1,000万円の利益)。主力事業が堅調に推移したものの、その他事業の販売が振るわず減収営業損失となった。

 2025年3月期通期業績は、売上高625億円で前期比1.2%増、営業利益65億円で同8.5%減、経常利益65億円で同12.2%減、純利益50億円で同1.9%増を見込んでいる。

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