2025年3月期第2四半期業績
タイガースポリマー、東南アジアは増収増益
決算 2024-11-13
タイガースポリマーの2025年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が246億4,700万円で前年同期比2.4%増、営業利益が12億7,300万円で同30.3%減、経常利益が14億7,000万円で同43.4%減、純利益が7億9,500万円で同57.2%減だった。
セグメント別にみると、日本は売上高が111億6,200万円で同4.6%増、営業利益が1億7,200万円で同65.6%減。ゴムシート類の販売は減少したが、家電用ホース・産業用ホース・自動車部品の販売が増加したことで増収。一方、原材料価格等高騰の影響や人件費・諸経費の増加などにより減益となった。
米州は売上高が117億7,400万円で同7.5%増、営業利益が11億7,400万円で同1.9%減。米国では円安による為替換算上の影響などにより増収となったが、諸経費の増加などにより減益。メキシコでは自動車部品の販売が増加したことなどにより増収・増益となった。
東南アジアは売上高が19億2,800万円で同11.9%増、営業利益が1億1,100万円で同11.9%増。タイでは自動車部品の販売が増加したことや円安による為替換算上の影響などにより増収となったが、人件費・諸経費の増加などにより減益。マレーシアでは家電用ホースの販売が増加したことや円安による為替換算上の影響などにより増収増益となった。
中国は売上高が19億2,400万円で同20.7%減、営業損失が2億3,600万円(前年同期は4,200万円の損失)。中国では自動車部品の販売が減少したことにより減収減益となった。
通期業績予想を下方修正
同社は2025年3月期通期業績予想を下方修正した。主に米国の産業用ホースや中国・タイの自動車部品において、主要顧客の販売が当初想定を下回る見込みであることから、売上高は前回予想を下回る見込み。また、利益面については、売上高の減少に加え、稼働率低下によるコストアップの影響により、営業利益、経常利益および純利益は、前回予想を下回る見込み。
■2025年3月期通期業績予想
◇売上高=460億円(前回予想500億円、増減率8.0%減)◇営業利益=22億円(同34億円、同35.3%減)◇経常利益=25億円(同36億円、同30.6%減)◇純利益=16億円(同22億円、同27.3%減)
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